私は医療従事者として働く中で、貧困が命を奪うことを知りました。「命を守る都政を」と訴え、4年前みなさんに都議会へ送っていただきました。
日本共産党都議団は19議席となり、野党第一党になりました。他会派との共同を広げて、学校給食の無償化やシルバーパスの値下げ、補聴器購入費助成の拡充、こどもの医療費無料化などの切実な願いを実現させてきました。
一方、東京には、しっかり食事をとることや、疲れた体を休める安定的な住まいさえもままならない人がたくさんいます。私はこうした様々な声を都政に届けてきました。
多様な人が暮らす東京で、誰一人取り残さず全ての人の命や暮らし、人権が守られる社会にするため、全力を尽くします。

物価高騰から 暮らしを守る
物価高騰で都民が苦しむ中、都として暮らしへの支援と物価上昇を上回る賃上げ支援などの緊急補正予算を組むことを繰り返し求めてきました。水道料金の負担軽減は都ができる暮らしの支援です。料金減免制度の拡充や10%の料金引き下げを提案してきました。私は都内90施設の特養ホームの実態調査を行い、負担が重い水道料金の軽減を議会で取り上げ知事に求めました。
都水道局は2022年から水道料金の支払いが困難な方への訪問をやめて、郵送のみの「支払いの催告」に切り替えました。それにより給水停止件数が全都で約1.7倍に急増(10.5万件から18万件へ)。業務の効率化を理由にした、命にかかわる水の停止はあってはならないと繰り返し議会で取り上げ、訪問の再開など、暮らしに寄り添う対応を求めてきました。

いのちを守る
『命を守る社会にしたい』、医療機関で働いてきた経験のある私の原点です。いま医療や介護、福祉の事業所は経営危機の状況です。都に経営支援を求め、民間病院への321億円の補助、介護職員の処遇改善などを実現させました。大塚・駒込病院などの都立病院を東京都直営に戻すことと併せて、医師・看護師を増やし、閉鎖しているベッドの再開を求めてきました。また、都立病院において、お金の心配なく受診できる「無料低額診療」の実施、病児・病後児保育の実施も求めてきました。
子どもの権利を守れ
小中学校の学校給食無償化にむけて4度の条例提案を行い、ついに全自治体で無償化が実現しました。都立大学や高校の授業料無償化や、18歳までの医療費などは所得制限を撤廃して無料にしました。子育てや教育にかかる負担の軽減へ、修学旅行費や制服・学用品費の無償化、子どもの国民健康保険料ゼロ、子どもの交通費・通学費の負担軽減なども求めてきました。「東京都こども基本条例」に基づき、誰一人取り残さず、すべての子どもの権利を守るため、朝鮮学校への学校運営費の補助の復活を求めました。
住み続けられる文京に
都内の賃貸住宅の家賃は異常な高騰をしています。また、不安定な働き方が広がるもとで、若者をはじめ住まいが無い方も少なくありません。「住まいは人権」として保障していくことが大切です。都営住宅5000戸の増設や、月1万円の家賃補助を100万世帯に行うなど具体的に提案しました。
都がすすめる再開発が住宅価格や家賃の高騰の原因になっていることや、高さ制限などの規制を大幅に緩和することで、日照障害や環境破壊の要因となっている「総合設計制度」を抜本的に見直すことを求めています。


高齢者の聞こえサポート地下鉄のバリアフリー化
補聴器購入費補助条例提案の記者会見をしました。

地下鉄のバリアフリー化
三田線巣鴨駅の点字ブロック改修を求めて質問しました。

視覚障がい者の声実現
白杖が落ちないマンホール蓋を下水道局に求め、交換できました。

災害に備えて
民間集合住宅内のマンホールトイレの視察をしました。

住みやすい文京区づくり
目白台地域の点字ブロックや歩道橋下の安全対策等を実現しました。
現職都議の3分の2が裏金発覚。全容解明で金権腐敗政治を一掃します。
