補正予算を緊急提案

日本共産党都議団は5月21日、都議会第2回定例会に向けて、補正予算を編成するよう知事に緊急提案を行いました。

今回の申し入れの前に、4月15日に行った知事への緊急申し入れでも、補正予算を直ちに編成することを求めました。
その後、知事が「補正予算を含めて検討する」と述べました。

アメリカ・イスラエルのイラン攻撃が、原材料やエネルギー高騰、資材不足を深刻にさせ、物価高騰で苦しむ中小業者、都民生活に追い討ちをかけています。
高市首相は、原油やナフサの問題を目詰まりしているだけであると言っていますが、現場には無いという声が多く寄せられ、実態とかけ離れています。
国の対応待ちではなく、東京都の豊かな財政力を活用し、都民の命と生活、営業を守るための補正予算を編成することを求めました。

提案の柱は4つで、計35項目です。

  • イラン戦争の影響から中小事業者の生業を守る対策
  • 物価高騰の影響から、都民生活を守る対策
  • 熱中症から都民の命と健康を守る、暑さ対策の強化
  • 感染症とクマ被害から命と健康を守る

以下、主な提案内容です。

  • イラン戦争の影響について実態を把握する全庁横断のプロジェクトチームの設置
  • 相談や支援体制の確立
  • 中小企業への家賃やリース料、電気・ガス代などの固定費補助
  • 持続化給付金や家賃支援給付金のような支援策、自治体が行う支援策の財政支援
  • 医療機関、福祉施設、公衆浴場などへの緊急対策事業の増額・拡充、期間延長
  • 長期金利の上昇により、奨学金の利子が増えている状況に対応するため、都として利子補給する。国へは、学費の負担軽減、給付型奨学金を要望
  • 水道基本料金の無償期間を4ヶ月から年間に
  • 市町村の下水道料金値下げに対応できるようシステム改修
  • エアコン購入費の要件緩和
  • 夏の電気代補助
  • 区市町村立小中学校のプールにシェードの設置
  • 麻疹ワクチン接種の補助率引き上げ
  • エボラ出血熱に関する都民への情報提供強化
  • 保健所体制の強化
  • クマの被害防止のために緩衝帯の整備や電気柵の設置などに財政支援

その他、速やかな消費税5%減税、住宅ローンの金利負担の軽減措置を都から国に要望することなど35項目を提案しました。
6月9日から開会の都議会第2回定例会でも、実現に向けて取り組んでいきます。

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